イネ科の花粉症
花粉症というと樹木の花粉をイメージする人も多いかと思いますが、イネ科の花粉もアレルギー症状を引き起こすとして有名です。
イネ科は初夏から夏にかけてが主に花粉の飛散する時期です。時期としては、4月~5月、北や寒冷地の方では7月ぐらいまでが飛散時期になります。
花粉症だと思うけれど、人よりも遅いという人は、イネ科の花粉症の可能性が大きいです。スギやヒノキは終わったので花粉症と気づかずに、カゼと間違えている場合もあります。
カモガヤやハルガヤなどが主に挙げられます。これらは、明治時代に牧草として輸入されたのですが、繁殖力が強いために全国に広まった帰化植物です。道路の路肩や空き地、川原のふちなどに自生しています。気温の上昇と共に、最近では山岳地などにまで広まっています。
飛散域が樹木と違って数キロと狭いため、生えている近くによらなければ発症しにくいのが特徴です。
しかし、その他にもこの時期は花が一斉に咲く時期です。スズメノカタビラ、ハルジオン、イチゴといった花でも花粉症の発症が報告されています。
桜やバラでさえ、花粉症の人がいるのです。これら全ての花粉を避けて通るのは難しいといえるでしょう。
ただし、初夏から夏にかけてのこの時期は、雨が多い時期なので、飛散しにくいといえます。また、湿度が高いと花粉が飛散しにくいと考えられていますので、この時期お天気が悪いのも、悪いことばかりではないですね。
しかし、北海道は梅雨が無いため、他の値域に比べて花粉症の症状が出やすくなっています。